（写真：群馬テレビ）

パリオリンピックのバドミントン競技で日本人女性として初めて審判を務めた前橋市在住の坂本恵美さんが２４日、小川晶市長を表敬訪問し、初めての大舞台を振り返りました。 前橋市役所を訪れたのは、今年３月まで伊勢崎清明高校のバドミントン部で顧問を務めた坂本恵美さんです。 前橋市出身の坂本さんは、小学生の頃からバドミントンに打ち込み、大学卒業後は高校の教員となりました。その後各国のアスリートと交流できる「国際審判員」の資格に興味を持つと、資格取得に向けた講習に励み、去年７月にパリオリンピックへの審判選出の知らせを受けました。 世界最高峰の舞台で通用する技術を磨くため、坂本さんは、およそ３０年間の教員生活を終え審判に専念することを決めました。そして日本人女性として初の審判を務めたパリオリンピックで、正確で公正なジャッジによって大会を進行しました。 坂本さんは「今回の大会は有観客で盛り上がっていて、緊張よりもその場にいられる喜びを感じました」と大舞台を振り返りました。小川市長も「選手としてだけではなくスポーツに携わり続ける姿には感銘を受けました」と称えました。