「虚偽を認めた」大谷翔平の元通訳・水原一平被告に銀行を騙す戦略があった…?米メディア「欺くための計画に…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平被告は、銀行詐欺と所得税の虚偽申告の罪を認めた。水原被告の調査は今季の開幕直後から約3ヶ月にわたって行われていたが、驚愕の事実が多く隠されていた。米メディア『abcニュース』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 水原被告は、ギャンブルの借金を返済するために大谷から約1700万ドル(約27億円)を盗んだことに関し、銀行詐欺の罪を認めることで合意した。水原被告は大谷の銀行口座にアクセスし、その口座からの電信送金を確認しようとする際に、銀行の従業員が大谷ではなく水原被告に連絡するようにセキュリティ情報を更新した。また、24回にわたり、大谷になりすまして銀行に電話をかけたという。 所得税の虚偽申告について司法省は「申告漏れの所得の源泉は、銀行を欺くための彼のスキームによるものであった」と述べ、水原被告が2022年度の追加税金として約114万9400ドル(約1.8億円)、さらに追加利息と罰金を支払う義務があると指摘した。 水原被告の罪に関して同メディアは「水原は2022年の課税所得の合計を13万6865ドルと偽っていたが、実際には410万ドルの所得を申告していなかったと司法取引で虚偽を認めた」と報じている。
ベースボールチャンネル編集部