【高校野球】聖隷クリストファーが、今夏甲子園出場の菰野に勝利…１年生エース左腕の高部陸が１失点完投
◆秋季高校野球東海大会▽１回戦 聖隷クリストファー５―１菰野（１９日・ちゅ～るスタジアム清水） 聖隷クリストファー（静岡３位）は、今夏甲子園に出場した菰野を５―１で破った。準優勝するもセンバツにつながらなかった２１年以来の初戦突破で、春夏通じて創部初の甲子園出場に一歩前進した。 両者無得点の２回一、三塁に小林桜大遊撃手が、聖地を経験した菰野エース左腕の栄田人逢から投前に先取点をもたらすスクイズを成功。「（チームの勝利にとって）大きかったと思う」と胸を張った。１―０の３回には相手失策もからみ、４点を加点など差をつけた。投げては、１年生のエース左腕の高部陸が５安打に抑えて、１失点完投の好投。 ２０日は４強入りをかけ、至学館（愛知１位）と対戦する。高部は「相手は粘り強い野球をしてきて、簡単に抑えることはできないと思うが、自分が粘り強く抑えていきたい」と自らを奮い立たせた。
報知新聞社
