南日本放送

■九州北部地方に今季初『雪に関する情報』発表 6日（金）11時過ぎに福岡管区気象台より『雪に関する情報』が発表されましたので本文を掲載します。なお、九州地方に『雪に関する情報』が発表されたのは、今シーズン初めてです。 【写真を見る】九州北部地方に”今季初”『雪に関する気象情報』【福岡・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島】雨と雪のシミュレーション 九州北部地方では、7日（土）夜～8日（日）午前中にかけて山地を中心に雪が積もる所があるでしょう。交通機関などは積雪に対する備えが必要です。 [気象概況] 　九州北部地方の上空約1500mには、8日（日）午前中にかけて氷点下6℃以下の強い寒気が流れ込む見込みです。 　このため、九州北部地方では、7日（土）夜～8日（日）午前中にかけて山地を中心に雪が積もる所があるでしょう。 [防災事項] 　交通機関などは積雪に対する備えが必要です。 ■どれぐらいの寒気なのか 上空約1500mの寒気は、8日（日）9時には、 福岡市-7.5℃（平年-7℃）/ 鹿児島市-4.9℃ （平年-8℃）と 予想されています（GSM予測値）。 平地で雪の目安は-6℃、山地で雪の目安は0℃のため、九州南部地方でも降水があれば、雪に変わってもおかしくない今の時季としては強い寒気です。 ■7日（土）夜～8日（日）午前中の『雨や雪のシミュレーション』 画像で掲載している雨や雪のシミュレーションでは、それほどの雪は予想されていませんが、上空の寒気の強まりや、地上の気温や湿度の状況によっては、雪の範囲が広がる可能性があります。 『白』=『雪』/『水色』=『みぞれ（雨と雪が混ざったもの）』/『青』=『雨』を表しています。