試合後、抱擁をかわす姫野和樹選手とリーチ マイケル選手(写真：アフロ)

◇ラグビーワールドカップ2023フランス大会 プールD アルゼンチン39-27日本(8日、ナント) 【ハイライト】日本vsアルゼンチンの激闘 決勝トーナメント進出をかけたプール最終戦、アルゼンチンとの戦いに敗れたラグビー日本代表。4大会連続でワールドカップ(W杯)に出場したリーチ マイケル選手は、「全力を尽くしたという感じです。準備もよかったですし、でも相手の方が強かった、それがラグビーです」と率直に吐露しました。 2015年には南アフリカから金星を挙げ、2019年には初の決勝トーナメント進出。その2大会で主将を担ったリーチ選手、今大会は精神的支柱として姫野和樹選手が主将を務めるチームを支えてきました。 過去の対戦成績は1勝5敗で、2007年大会には3位となった南米の雄、アルゼンチンに2大会連続の決勝トーナメント進出を阻まれた日本。リーチ選手は、「大きな壁をまだまだ乗り越えないといけないと感じた。でも、間違いなくこのチームはどんどん成長を続ける」と日本ラグビー界に期待を込めました。 また、この4年間については、「ここまでの道のりも楽しかったし、最後の最後でみんなにいい結果届けられなかったのは残念ですけれど、どんな結果でも応援してくれたファンの方々に感謝しています。ここで終わりじゃないので、どんどん成長していきたいと思います」と述べました。 最後に、「どんな結果でも応援してくれたファンの方々に感謝しかないですし、自分たちの背中を押してくれたので。今回いい結果出せなかったですけど、このチームはプライドをもって闘ったと思うので、これからも日本のラグビーを応援してください」とファンへメッセージを送りました。