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夕方、家族で食事に向かうなか遭遇したあおり運転。ドライブレコーダーには、車に乗っていた子どもが不安がる声も記録されていた。 【画像】車間距離を詰めてくる車。赤信号で止まっても、クラクションを鳴らしたり、怒鳴り声をあげる。

「ねぇ、ぶつかる」子どもの不安な声

福島市内を走る車の後方をとらえたドライブレコーダー映像。後ろを走る車が、何度も車間距離を詰めてくる。映像には、車内にいた家族の不安な声も残っていた。 子ども: ねぇ、ぶつかる。ねぇ、やーだー。 母: 大丈夫。 赤信号の交差点にさしかかると、車は蛇行運転をしながら後ろへ。運転手は窓から顔を出し、こちらを何度も見る。すると、クラクションが鳴り響く。 母: なに? 父: 早くどけってことでしょ。 運転手: コラ! 赤信号で停止しているにもかかわらず、クラクションや怒鳴り声をあげてくる後ろの車の人物。 攻撃的な様子に危険を感じ、信号が変わったタイミングで車線を譲るが、追い越した後も、車は蛇行運転を繰り返しながら走り去っていった。

はるか後ろから“蛇行運転”

あおり運転に遭遇した家族に話を聞くと、食事に向かう道中で被害に遭ったという。さらに、映像を確認すると、危険な車の異変は、はるか後ろから起きていた。 被害に遭った車の運転手: ミラー越しに見たら、マイクロバスの後ろで蛇行していてそこで気づきました。 普段からよく利用する道路で、車通りが増えてくる時間帯に起きたという今回のあおり運転は、一家団らんの車内を恐怖に陥れた。 被害に遭った車の運転手: 子どもたちは驚いて、恐怖の感じでしたね。食事の店の中に入ってもずっとその話題で、「怖かった」って言ってて。とにかく許せない。 警察は捜査を進めている。 （「イット!」4月10日放送より）