「トレードを申し出る」大谷翔平の躍動でトラウトの心境にも変化? 米メディアが示唆「見失われているのは…」
大谷翔平選手はフリーエージェント(FA)でロサンゼルス・エンゼルスからロサンゼルス・ドジャースに移籍した。大谷の抜けた穴は大きく、エンゼルスは再建を図らなくてはならない。米メディア『パサデナスターニュース』のジェフ・フレッチャー記者は、マイク・トラウト外野手の去就について言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 近年、怪我に悩まされているトラウトは昨季の成績が打率.263、OPS.858とこれまでのキャリア平均である打率.303、OPS1.002を大きく下回る成績に終わった。4月下旬から6月中旬までの41試合でのOPS.669は、10代で初めてメジャー入りした2011年シーズンを除けば、キャリア最悪の41試合だった。 しかしトラウト自身は「リズムをつかみ、心地よいと感じるストレッチを経てきた。振り返ってみると、去年も一昨年も、しばらくの間、自分らしさを感じられる時期がなかった。それを取り戻すことが鍵だ」と前向きな姿勢を見せている。 それに対してフレッチャー氏は「トラウトの怪我や、彼がトレードを申し出るべきかどうかという話題の中で見失われているのは、昨季彼がフィールドにいる間に何をしたのかという根本的な疑問である」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部