最高額の日本人は誰だ!? 市場価値ランキング7位。10億以上のマイナス…。今季厳しすぎる司令塔
今や1000万ユーロ(約14億円)を超える市場価値を有する日本人サッカー選手も多く見られるようになった。彼らの中で最も市場価値が高いのは誰なのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は3月31日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
7位:鎌田大地 生年月日:1996年8月5日 市場価値:1500万ユーロ(約21億円) 所属クラブ:ラツィオ(イタリア) 23/24リーグ戦成績:21試合1得点1アシスト 7位にランクインしたのは、ラツィオでプレーするMF鎌田大地だ。鎌田は今季非常に難しいシーズンを送っている。そのことは市場価値の推移からもうかがえ、ラツィオ加入時に2700万ユーロ(約37億8000万円)だった市場価値は現在1500万ユーロ(約21億円)まで下落してしまった。 鎌田は前所属のフランクフルトでUEFAヨーロッパリーグ(EL)のタイトル獲得にも貢献するなど、ブンデスリーガ屈指のMFへと成長を遂げた。昨夏にフランクフルトを契約満了に伴い退団し、イタリアの名門ラツィオへフリー移籍となったが、当初の期待に応えることはできていない。 開幕直後こそスタメンで起用され、セリエA第3節のナポリ戦で決勝ゴールをあげてこのまま勢いづくかと思いきや、その後はプレー時間を大きく減少させていく。チーム不動の存在であるルイス・アルベルトや、フィジカル能力に優れたマテオ・ゲンドゥージの後塵を拝する格好となっている。リーグ戦のスタメン出場は9試合、公式戦29試合の出場で1得点1アシストと数字も振るわない。 今季不遇の鎌田には来夏の移籍の噂もささやかれていた。しかし先月マウリツィオ・サッリ監督が辞任となり、イゴール・トゥドール新監督が就任した。新体制初戦のユベントス戦で鎌田は久々のスタメンとして起用されている。シーズン残りの試合で挽回となるだろうか。
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