牛肉お得に?トランプ氏“返り咲き”影響は…
■中国産の野菜や化学燃料も…
牛肉が安くなるもう一つの理由は、アメリカと中国との関係。 トランプ氏 「私の辞書の中で最も美しい単語は関税だ」 トランプ氏は対中国製品に60%、日本を含む他の国からの輸入品には一律で10%から20%の関税を課すと宣言しています。 第一生命経済研究所の永濱氏は、「もし米中の追加関税の掛け合いとなって中国がアメリカから輸入する牛肉の量を減らせば、牛肉が世界的にダブついて、安くなる可能性はある」としています。 同じ理由で安くなるのは中国産の野菜…。 秋葉社長 「中国産のニンニクとショウガ。100~200円下がるのではないかと期待感がある」 秋葉さんはアメリカが中国からの輸入品に、高い関税を掛ければ、市場にだぶつき日本に入ってくるニンニクも、安くなると予測。 さらにこんなものも、安くなるかもしれません。 永濱氏 「何といっても化石燃料が安くなると思う。バイデン政権になってから、アメリカも“脱炭素化”にかじを切った。化石燃料を掘るのを抑制していた」 一方、トランプ氏はこうです。 トランプ氏 「掘って掘って掘りまくれ」 永濱氏 「トランプ政権にまた代わることで、掘る量を増やしますから、化石燃料の生産が増えれば世界的に化石燃料の値段が下がって、ガソリンや電気料金といったエネルギーの値段は下がりやすくなると思う」
テレビ朝日