鈴木誠也、9回に適時二塁打もレッズ怪物の“爆肩”で同点ならず 5月は月間打率2割1分9厘
◆米大リーグ カブス4―5レッズ(31日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド) ナ・リーグ中地区3位のカブスが同最下位のレッズに逆転負け。3連敗で借金2となった。5月は10勝18敗と大きく負け越した。 「2番・右翼」で2試合ぶりに先発復帰した鈴木誠也外野手(29)は4打数1安打1打点。2点を追う9回1死一、三塁では左翼線へ適時二塁打を放ったが、同点の生還を狙った一塁走者が本塁憤死。左翼からの中継プレーを担った遊撃・デラクルスの“爆肩”に阻まれた。この送球は93・3マイル(約150キロ)を計測。それでも、鈴木は連続試合安打を「8」に伸ばした。 前日30日(日本時間31日)の敵地・ブルワーズ戦ではメジャー初の代打弾。2点を追う7回1死一塁で一時同点となる5号2ランを左翼席へ放り込み「代打なので積極的に振らないといけないし、追い込まれてからはきついなっていうのは分かっていた」と納得の表情を浮かべていた。この日も9回に快音を響かせたが、4月中旬に右脇腹を痛めて離脱した影響もあり、復帰した5月は18試合で打率2割1分9厘と苦しんだ。3、4月は打率3割5厘と好スタートを切っていただけに、6月の反攻に期待したいところだ。
報知新聞社