「親知らずが突然痛み出した…」原因や対処法、抜歯のアリ・ナシを歯科医が解説
編集部まとめ
親知らずの急な痛みは主に、「親知らず周囲の炎症(智歯周囲炎)」と「親知らずのむし歯」の2つが原因として考えられるとのことでした。痛みが出たからといって必ずしも抜歯になるわけではないようですが、放置すると炎症が周囲に広がり、隣接する歯やその周囲の骨にも悪影響を及ぼす可能性があります。また、痛みなどの症状がない場合でも、親知らずが歯並びに影響する場合もあるようです。症状の有無にかかわらず、自身の親知らずの状態やリスクを知るためにも、一度歯科医院で詳しい検査を受けておきましょう。
【この記事の監修歯科医師】
藤井 隆彦 歯科医師(藤井歯科医院) 朝日大学歯学部卒業。広島大学大学院分子口腔医学・顎顔面外科学専攻。広島大学病院顎・口腔外科で勤務医として経験を積んだ後、「藤井歯科医院」の院長に就任。親子2代にわたり、地域住民の口腔内の健康を支えるかかりつけ医として、日々の診療に取り組む。日本口腔外科学会、日本口腔科学会、日本糖尿病学会、日本学校歯科医会の各会員。
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