【エリザベス女王杯・一夜明け】復活Vのスタニングローズはカイバを完食 「やってきたことが間違いではなかった」
[GⅠエリザベス女王杯=2024年11月10日(日曜)3歳上牝、京都競馬場・芝外2200メートル] 10日に行われたエリザベス女王杯で2度目のGⅠ制覇を飾ったスタニングローズ(牝5・高野)は、同日午後6時30分頃に栗東トレセンの自厩舎へ到着。レース翌日の11日朝も、普段と変わらない様子だった。 「与えられたカイバをすべて食べています。一生懸命に走ってくれましたね。まだ走れそうな体つきをしていますし、レースを走った後も体が減っていませんね」 競馬後とは思えないパートナーのたくましい姿に土屋助手が頬を緩める。ゲートの駐立は少し不安定だったが、1コーナーで好位置を確保することができた。4コーナー手前の脚いろも軽快。「ジョッキー(C・デムーロ)は長く、いい脚を使うイメージを持っていたようです。いいところで、いいスパートをしてくれました」と好騎乗をたたえた。 2022年の秋華賞勝ちから勝ち星を得られずにいたが、約2年ぶりのV。復活に向けて試行錯誤を繰り返してきた末の勝利に「やってきたことが間違いではなかった」と同助手は胸を張った。
東スポ競馬編集部