環境を意識してハイブリッド車に乗り換えたいのですが、エコカー減税は中古車にも適用されるのでしょうか?
エコカー減税とグリーン化特例の違い
自動車に関する減税制度にはエコカー減税の他に「グリーン化特例」があります。エコカー減税との主な違いは優遇される税金と、対象車両の範囲が狭い点です。 グリーン化特例で対象となる税は自動車税でおおむね75%軽減されます。しかし、エコカー減税よりも対象車両が少なく下記の車両に限られます。 ・ 電気自動車 ・ 燃料電池自動車 ・ 天然ガス自動車(排出ガス規制の条件あり) ・ プラグインハイブリッド自動車
エコカー減税は重量税が対象、中古車は最初の車検を受けていない車両に限られる
エコカー減税が適用になる車両は、自動車重量税の負担が軽減あるいは免税になります。燃費基準の達成率が高いほど減税率が高くなるので、燃費の良いハイブリッド車は有利です。 新車でなくても一定以上の排ガス性能と燃費性能であれば中古車も対象になります。ハイブリッド車は本体価格が比較的高いので、中古車を検討することも可能です。 ただし、新車は最大2回の特例適用となりますが、中古車は最初の車検一度だけが対象なので注意しましょう。 出典 国土交通省 自動車:自動車関係税制について(エコカー減税、グリーン化特例等) 国土交通省 自動車:自動車燃費目標基準について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部