水上恒司、『ブギウギ』出演の喜びを語る スズ子を好きになる愛助は「センスいいな!」
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演中の水上恒司よりコメントが寄せられた。 水上が演じるのは、大阪にある日本随一の演芸会社・村山興業の御曹司・村山愛助。スズ子(趣里)の大ファンだったが、やがてお互いに引かれ合っていく。さまざまな逆境を2人で乗り越え、スズ子の人生に大きな影響を与える運命の相手となる。 【写真】家までやってきた愛助(水上恒司)に驚くスズ子(趣里) 水上は本作への出演について、「制作統括をはじめ『ブギウギ』のスタッフには大河ドラマ『青天を衝け』の時のメンバーの方々がいらっしゃって、『青天を衝け』の時の自分を評価してくれて今回出演させていただくことになり、またヒロインの相手役という重要な役を任せていただけたことを光栄に思っていて、身が引き締まる思いです。1人の人物を、15分ずつ半年間かけてお届けしていくということはとてもぜいたくな時間であり、そのぜいたくな空間に参加できることがとてもうれしいです」と喜びのコメント。 水上は本作が朝ドラ初出演。演じる愛助がスズ子を好きになることについて、「センスいいな!」と思ったことを明かす。 「脚本がいいし、愛助という役を演じられることもそうですし、そしてドラマの題材である音楽がすばらしいです。最初に、スズ子が歌う『ラッパと娘』の音源を聞かせていただき、とても感動しました。そして『愛助、お前、スズ子さんを好きになるって、センスいいな!』と思いました。そういう感情になれる役に出会えることはなかなかありません。そんなスズ子を愛する愛助を演じられることがとてもうれしいです」 愛助との共通点については、「ひとりの人間に対して誠実に向き合おうとするところ」と語る。 「僕は、愛助自身というよりは“スズ子にとっての愛助”という見方を意識して演じています。スズ子の人生の中で、『愛助がいてくれたから歌いたい』と生きる糧・原動力になっていく愛助は、一体どんな人なんだろうと考えながら台本に向き合っています。それはとてもシンプルなことではありますが難しいので、演じながらつかめていければと思っています。自分が愛助と似ている部分は、ひとりの人間に対して誠実に向き合おうとするところでしょうか。ただ、愛助のように、こんなに人のために生きることはなかなかできることではありませんね」 最後に視聴者に向けて、「スズ子が自分の人生を切り開いていくところが、見ていてとてもたくましいと思います。この時代に強くたくましく生きていくスズ子の女性像が、見ている方々の応援になるような朝ドラになればいいなと思います。『ブギウギ』を見て、『今日も仕事をがんばろう』『今日はこんなことをやってみよう』というように、日々の生活のきっかけになればと思っています」とメッセージを送った。
リアルサウンド編集部