【F1シンガポールGP:Q3順位】角田裕毅は8番手!ポールはノリス、2番手フェルスタッペン、サインツはクラッシュ後に審議対象、フェラーリは5列目スタート
F1第18戦シンガポールGPの2日目、予選が行われた。ポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。 ●【2024F1第18戦シンガポールGP】全セッションの結果・タイムスケジュール HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。 2番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 8番手 角田裕毅(RB) ■サインツがクラッシュし赤旗 12分間のQ3で残り8分ほどのところでカルロス・サインツ(フェラーリ)がかなりの勢いでクラッシュし、赤旗になった。 サインツは最終ターン前でスローダウンし、後ろのマシンを先に行かせてから一気に加速させアタックに向かおうとしていた。しかし最終ターン19手前と複合コーナーになっているターン18でリアタイヤのグリップを失って大きくスナップ、サインツはリカバリーしようとしたがマシンのコントロールを失い、リアから勢いよくクラッシュしてしまった。 クラッシュ後、サインツは無線で「タイヤが冷えていたのか、ダーティーエアなのかわからない」と伝えた。その後、マシンを降りたサインツはコースを歩いて渡ってしまい、審議対象として記録されてしまった。 そのサインツがクラッシュした直後を走っていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ダブルイエローフラッグが出ていたため一瞬アクセルを緩めてフィニッシュしたが、タイムを抹消されてしまった。 ■ワンアタックの戦い 赤旗になった残り8分時点でタイムを残しているのは、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)とニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)の2人のみという状況だった。残り時間が少ないため、全ドライバーともセッション再開後もガレージに留まり、ワンアタックのミスが許されない戦いとなった。 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がまずトップタイムを記録したが、続いたランド・ノリス(マクラーレン)が0.428秒上回りトップを奪った。 その後にルイス・ハミルトン(メルセデス)が2番手に飛び込むと、それをマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が上回ったが、トップのノリスには届かず。 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は6番手、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は7番手と好位置で終えた。 最後にアタックした角田裕毅(RB)は8番手で終えた。 シャルル・ルクレール(フェラーリ)はタイムを抹消されてしまい、タイム無しの9番手で終えた。フェラーリは9番手・10番手の5列目から決勝レースに臨むことになる。 ■【F1シンガポールGP】予選Q3暫定結果 1 L.ノリス(マクラーレン) 2 M.フェルスタッペン(レッドブル) 3 L.ハミルトン(メルセデス) 4 G.ラッセル(メルセデス) 5 O.ピアストリ(マクラーレン) 6 N.ヒュルケンベルグ(ハース) 7 F.アロンソ(アストンマーティン) 8 角田裕毅(RB) 9 C.ルクレール(フェラーリ) 10 C.サインツ(フェラーリ)
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