新紙幣で変わる?お金の使い方 キャッシュレスか現金か 新紙幣の対応に追われる飲食店も 《新潟》
TeNYテレビ新潟
今回の新紙幣の発行に伴い、券売機を設置する飲食店では対応に追われています。一方で前回、新紙幣が発行された20年前に比べて進んでいるのがキャッシュレス化です。お金の使い方は変わるのか、街の声を聞きました。 20年ぶりとなった新紙幣発行に、街の人は。 〈街の人〉 「この後夕方くらいに買い物しようと思っているんですけど、おつりでくるかな?っていう感じです」 今回の新紙幣。 世界で初めて「3Dホログラム」技術が採用されていて、偽造防止効果がさらに高められていますが… Q)現金を一日使わない日は? 〈キャッシュレス派〉 「全然あります。キャッシュレスが多いですね.。PayPay”が多いですね。紙幣、なくなっていくんじゃないですか?」 前回20年前との違いはキャッシュレス化が進んでいることです。 Q)お財布は? 〈キャッシュレス派〉 「持ってないです。携帯かキーケースにカード入れています」 Q)最近現金は? 「現金は使わないです。自動販売機も全部カードとかですね。新紙幣になったこともそんなにピンとこない」 けれど、国の調査では去年、国内のキャッシュレス決済の比率は約4割程度。 実は先進国の中ではまだまだ比率が低く、いまだに「現金派」が多いのが現状です。 〈街の人〉 「そういうところ(キャッシュレスの店)お年寄り使いにくいですよね。携帯でもらくらくスマホしか使えないとか。たぶん対応できないと思いますよ」 そして心配なのが… 〈街の人〉 「自動精算機で使えるのかとか駐車場で使えるのか新500円も使えなかったところもあったので機械が対応しきっているのかなとちょっと思っています。旧紙幣をしばらくは使おうかと思っています」 こうのような心配の声に応えるようにこちらの飲食店では新紙幣への対応に追われています。 新潟市中央区の万代シテイバスセンター。 いわゆる「バスセンターのカレー」を求め、行列ができる「万代そば」です。 6月26日の閉店後、あるものが届きました。 新紙幣に対応した券売機です。 〈万代シルバーホテル管理部 神田信義 部長〉 「週末になると列をなしてお客様がいっぱい並ぶという状況。券売機までたどり着いたお客様に対して新紙幣は使えませんという状態は間違っても作りたくない」 券売機がスピーディーな提供を支えています。