左から、安部若菜、塩月希依音、山本望叶、新澤菜央　撮影：福家信哉

今年14周年を迎えるNMB48が、10月8日(火)・9日(水)の2日間、「NMB48 14th Anniversary LIVE」を開催します。開催に向け、全4回の特別連載を敢行！　第3回は、塩月希依音、山本望叶、安部若菜、新澤菜央のインタビューをお届けします。 全ての写真はこちら

――「NMB48 14th Anniversary LIVE」に向けて仕上げようと思っていることはありますか？ 安部若菜：私は前々から密かにボイトレに通っていて、最近ちょっと頻度を上げているので、この周年ライブでも歌える機会があるといいなと思っています。ボイトレの成果を発揮できるように仕上げていきたいです。 山本望叶：私はピラティスによく行っているので、体力作りというか、筋肉をつけられたらなと思っています。筋肉がついたかは分からないですが、今は姿勢は良くなったと思います。その成果をライブで見せびらかしたいです。 塩月希依音：私は、最近は10時間くらい寝ていて。内側からしっかり磨いていこうということで、よく寝るようにしています。大体、21時か22時くらいに寝て、朝7時とか8時くらいに起きています。 新澤菜央：私はSNSで一番、周年ライブの宣伝をしたいなと思っているのですが、もっとみんなでSNSで発信していけたらと思うので、私が先頭を切って宣伝していこうかなと思います。 ――「NMB48 14th Anniversary LIVE」では私のここを見てほしい。どこ？ 新澤菜央：個人的にすごくあざといことをする予定（仮）なので、そこを見てほしいです。今、計画を練っています。 塩月希依音：『NMB48 真夏の紅白祭り2024』とか『NMB48 SUMMER PARTY 2024 1st night』とか夏のライブをした時に、MCをすごい練っていったんですけど、本番で大スベリみたいな。想定外の大スベリをしてしまったので、今度のライブはMCももっと力を入れて頑張りたいなと思います。絶対にウケると思って自信満々で行ったんですけど、一個もウケなくて。思ってたのと違うとなりました。次はドカンと笑いを取りたいと思います。 安部若菜：この間、他のアイドルの方のライブを見ていて、真似したいなって思ったことがあって。人に台になってもらって飛び箱するというもので。この周年ライブのチャンスがあったらやりたいと思います(笑)。私が飛ぶので誰かに台になってもらいたいです。 ――この子に台をお願いしたいというリクエストはありますか？ 安部若菜：ちょっと贅沢に（山本）望叶。 山本望叶：贅沢やね。じゃあ、私はその台のきれいさを見てもらいたい。 安部若菜：頑張ろうな！ 山本望叶：頑張ろうな！ ――「NMB48 14th Anniversary LIVE」では、この4人のここを見てほしい！ 安部若菜：私は（塩月）希依音ちゃんです。希依音ちゃんはパフォーマンスがいつも元気いっぱいなところがすごく魅力なんですけど、ジャンプ力が何よりもすごくて。どんな振りでもいいですよみたいなところでは絶対飛んでいて、しかも人の5倍は高く飛んでいるので、睡眠時間10時間分のジャンプを見てほしいです(笑)。 塩月希依音：飛べます！ 新澤菜央：私はわかぽん（安部若菜）です。わかぽんって多彩で、しっかりしているイメージなんですけど、私はちょっとドジっ子なところが大好きで。ライブとかでも、かっこよく決めてるんですけど、たまにちょっと違うときがあるんですよ。ちょっと間違えちゃったときの「てへっ」みたいな部分がかわいくて楽しみなので、ちょっとドジっ子わかぽんの瞬間を見てほしいです。 塩月希依音：私はみかにゃん（山本望叶）です。みかにゃんはライブ中とか、パフォーマンス中とかも、ファンの方と会話するのが上手で。 山本望叶：会話!? 塩月希依音：いえ(笑)、アイコンタクトを取ったりとか、指差しをしたりとか、ファンサービスではないけど、ファンの方と一緒にライブを楽しむのがすごく上手だなって思ったので、多分前の方にいる人はみんな、みかにゃんのとりこになると思います(笑)。 山本望叶：私はしんしん（新澤菜央）です。しんしんはさっきも「あざといことをする」とか言っていたんですけど、カメラアピールが本当に上手で。いつの間に見つけたん？と思うくらい、すぐカメラを見つけて、ウインクとかもめっちゃして。そこがアイドルとしてすごく尊敬できるところなので、そういうところに注目してほしいなと思います。 ――この4人の中で、私だけが知っている「彼女のとびっきりいいところ」。 塩月希依音：しんしんは普段、しゃべっている時とか、人の話を絶対に笑って聞いてくれるし、基本的に肯定して聞いてくれるから、すごく話やすくて、居心地のいいメンバーだなって思っています。そんなに面白くない話でも結構笑ってくれます。 新澤菜央：希依音ちゃんは舞台上ですごくしっかりしているイメージがあると思うんですけど、裏での気遣いがすごすぎて、ほんまに休めてるんかなみたいな、私が心配になるくらいなんです。私と二人で遊んでいても「寒くない？」とか、すごく気遣ってくれるんですよ。それがステージ上でも見えるので、本当にずっといい人なんだなって、すごい素敵な子やなって思うので、そこがイチオシです。 山本望叶：わかぽんは親友なんですけど、一番仲いいメンバーで、本当になんでも気軽に話せるし、波長も合うんです。賢いし、優しいし、大好きです♡ 安部若菜：みかにゃんはLINEの返信がすごく早いです。 山本望叶：（安部若菜は）遅いです。 安部若菜：どんなしょうもない、「この写真、面白い」みたいなネットで見つけた写真を送っても、すぐ返してくれます。いつもしょうもないやり取りをしています。 山本望叶：してます。もうちょっと（返信が）早いと嬉しい。 安部若菜：頑張ります♡ ――NMB48に入った当時から変わったこと。もしくは変わらないことは？ 安部若菜：NNB48に入った当初は、王道アイドルになりたくて、ちょっとぶりっ子っぽいアイドルに憧れていたんですけど、入って1ヶ月くらいで自分には無理だと思って。でも最近になって、しんしんみたいなタイプはちょっと難しいですが、王道アイドルになりたいなという思いがまた返ってきました。 ――なぜ1ヶ月くらいで無理だと思ったんですか？ 安部若菜：ウインクとかするのが恥ずかしくて(笑)。照れちゃうから、これは向いてないなと思って方向を切り替えました。でも、最近はウインクするように頑張ってます。 新澤菜央：私はNMB48に加入する前からアイドルが好きだったんですけど、なりたいアイドル像があって。芯が強くて、なりたい自分を貫いているアイドルがすごくかっこいいなって思っていて、その気持ちを一回も曲げたことがないというか。ずっとそれを追い求め続けているところが変わらないところかなと思います。変わったところは、人前に出るのが好きになったことです。学生時代は発表とか苦手だったのですが、今は前に出るのが楽しいと思えるようになりました。 山本望叶：ちょっとしんしんと似ているんですけど、私も加入前はめちゃくちゃ人見知りで、全然、しゃべらなかったんですけど、NMB48に加入して、だんだん時間が経つにつれておしゃべり大好きになって、すっごい明るくなったなと思います。 ――NMB48は面白い子も多いじゃないですか。その影響も受けますか？ 安部若菜：みかにゃん、最近ずっと笑いの勉強してる(笑)。 ――笑いの勉強とは？ 山本望叶：芸人さんの漫才とか見て、勉強しています。 ――好きな漫才師はいますか？ 山本望叶：漫才では令和ロマンさんがめちゃくちゃ面白いなって思います。 ――山本さんの中で変わらないものはありますか？ 山本望叶：ずっと大阪が好きで、NMB48に入りたいと思ったのも大阪に行きたいという思いがあったからで。今、大阪に来て7年くらい経つんですけど、変わらず大阪が大好きです。大阪は人が温かいところが好きです。 塩月希依音：私はNMB48に入るまでは「一番がいい」みたいな、負けず嫌いというか、勝負事とかも一番がいいと常に思っているタイプだったんですけど、NMB48に入ってからは、その思いもあるけど、もっと思いやりを持てるようになりました。NMB48で活動していると、自分にいいことがあった時とか、ファンの方もそうですし、ライバルやけど自分のことのように喜んでくれるメンバーがいて。常に「一番にならなきゃ」みたいに思っているだけじゃなくて、誰かに何か嬉しいことがあった時は、一緒に喜べる思いやりを知って、一番でありたいという気持ちを持ちながらも、周りにもっと思いやりを持とうと思えるようになりました。 ――NMB48も14歳。皆さんが14歳の時は、どんな子でしたか？ 塩月希依音：14歳の時はNMB48に入って2年目、3年目だったんですけど、その頃はグループの中でリーダーをさせてもらうことが多かったので、しっかりしなきゃみたいな、ちょっとませた中学生みたいなところがありました。 新澤菜央：私はテニス部だったので、日焼けして真っ黒こげでした。本当に真っ黒こげで、部活にめちゃめちゃ熱中していました。あと、その時にちょうどアイドルにハマったので、ほんまに自分はアイドルやと思っていました(笑)。めっちゃ高いツインテールをして、テニス部のかわいいユニフォームを着てキャピキャピしていました。 安部若菜：私も14歳の時は陸上部で、めっちゃ部活に打ち込んでいたんですけど、その当時、アニメが大好きで、アニメばっかり見ていました。いつも朝までアニメ見て、学校でずっと寝るみたいな生活をしていました(笑)。でも14歳の頃、中2は思い出したくないです。黒歴史です。 山本望叶：私は学校に行けてなくて、家にずっといたんですけど、家でアイドルの動画をひたすら見て、オーディションをめちゃくちゃ受けに行ったりして、落ちまくってました。 ――今のお話と重複するかもしれませんが、その頃、夢中になっていたこと、はまっていたことは？ 新澤菜央：私は本当にアイドルに熱中していて、ももいろクローバーZさんが一番好きだったんですけど、AKB48さんとか、NMB48もちょっと見たりして、すごく熱中していました。テニス部に応援歌みたいなものがあって、AKB48さんの曲を私が勝手にアレンジして、アイドルバージョンみたいな替え歌を作って、部活のみんなに歌わせていました(笑)。 山本望叶：私は自撮りをめっちゃしていました。一般人なのにメイクをした日は絶対自撮りして、その時にやっていたSNSに投稿していました。 ――自撮りをしているうちに、上手くなっていきましたか？ 山本望叶：なりました。NMB48に入った当初から自撮りが上手かったと思います。 安部若菜：既に出来上がってました。 塩月希依音：4年前やけど何の記憶もない…(笑)。あ、パン作ってました。なんか趣味見つけなって焦って、でも何をしていいか分からないので、パンをこねてました。 安部・山本・新澤：かわいい～。 安部若菜：その頃は、ずっと海外に行きたいと言っていて、英語をめっちゃ勉強していました。成績も良かったです。 ――寝てたけど。 安部若菜：そうなんです(笑)。