【英米合作】ベントレーに新コレクション登場 カリフォルニアのリゾート都市からインスピレーション
ベントレー・ランチョ・ミラージュと共同
ベントレーは、同社のビスポーク部門であるマリナーから、ベントレー・ランチョ・ミラージュと共同で「エクスプレッション・オブ・テクスチャー」コレクションを制作したことを発表。 【写真】「エクスプレッション・オブ・テクスチャー」コレクションと最新ベントレーをみる (158枚) このコレクションは、4台のコンチネンタルGTスピードとコンチネンタルGTコンバーチブルをベースに制作した車両で、内外装のデザインには、カリフォルニア州のリゾート都市であるランチョ・ミラージュの大自然や風景からインスピレーションを得た模様や塗装が施されている。 マリナーの卓越した職人技によって大自然の魅力を最大限に引き出された内外装は、まるでアート作品のように細部まで丁寧に仕上げられ、唯一無二の存在感を放っていると彼らはいう。 また、内外装の見た目だけでなく、視覚と触覚の両方で新たなラグジュアリーを表現。すべてのモデルには、マリナーが提供する15色のサテン塗装が採用され、最大55時間を費やしたベントレーのクラフツマンシップによる仕上げが施された。 さらに、2億年の歴史を秘めた天然石を使用したベニヤや、コロラド砂漠コーチェラ・バレーの雄大な風景を体現したエンボス加工内装が、視覚と触覚へ感動をもたらし、乗るたびに自然とのつながりを感じさせる特別な体験を提供するという。
エクステリアとインテリア、コレクションの特徴
■自然や風景からインスピレーションを得たデザイン 砂漠のリゾート都市・ランチョ ミラージュは、コーチェラ・バレーの多彩で壮大な自然に抱かれた特別な場所だ。砂漠、鮮やかな緑、そして時の流れを感じさせる険しい山々が広がり、それら全てが車で気軽に訪れることができる。 この風景の多様性に魅了されたベントレー・ランチョ・ミラージュのチームは、そのインスピレーションを「エクスプレッション・オブ・テクスチャー」コレクションに込めて表現。それぞれのモデルには、この壮大な自然の息吹をデザインに宿している。 澄み渡るコーチェラ・バレーの星空にインスパイアされて誕生した、ピーコックブルー・サテン仕上げのコンチネンタルGTスピードとコンチネンタルGTコンバーチブル。外装はサテンカーボンファイバー、エレクトロブルー、ピーコックブルーを組み合わせたトライトーンデザインが繊細なコントラストを生み出す。 内装では、ピーコックブルー・サテンとスレートストーンベニヤが織りなすツートンフェイシアに、エレクトロブルーのピンストライプがアクセントを添え、同じブルーはエアベントやヘッドレストの縁取りにも施され、統一感と品格を演出。さらに、セレニティキルトがシートやトノカバーに美しく施され、洗練されたディテールが全体を引き立てているという。 砂漠の風が作り出す砂丘の優雅な曲線美を表現した、コレクション内のもう一台のモデルは、ゴーストホワイトパール・サテン仕上げのボディに、タングステンホイールとシルバーテンペストのピンストライプがアクセントとして施された。 このモデル専用にデザインされたシートとトノカバーには、砂丘の滑らかなラインを再現したブラインドキルティングが施され、細部までのこだわりを感じさせ、内装では、ゴーストホワイトパール・サテンのフェイシアとコンソールが、温かみのあるオータムストーンベニヤと組み合わされ、控えめで洗練された美しさを見事に体現する。 夕日に照らされるコーチェラ・バレーの険しい山々が、ハバナ・サテン仕上げのコンチネンタルGTスピードとコンバーチブルにインスピレーションを与えた。 インテリアには、カリフォルニア州デスバレーの大地を感じさせる特注のブラインドキルティングが施され、コニャックとバーントオークのレザーが美しく調和。 さらに、フロアマットにも同じ地形を表現した3Dデザインが刻まれ、フェイシアとコンソールにはハバナ・サテン仕上げとカッパーストーンベニヤが融合。ブロンズのピンストライプが、さりげないアクセントとなっている。