熱中症対策「クーリングシェルター」が香川県で運用開始 民間の理容店でも独自にシェルター登場
RSK山陽放送
高温多湿となるこの時期に気を付けたいのが「熱中症」です。万が一のときに市民に暑さをしのいでもらおうと、避難できる「シェルター」の運用が香川県で始まりました。 【写真を見る】熱中症対策「クーリングシェルター」が香川県で運用開始 民間の理容店でも独自にシェルター登場 高松市役所の正面玄関に「暑さから逃れる施設」を知らせるポスターが掲示されました。 「クーリングシェルターと言って、外の気温が高くなったら、市民が逃げ込めるような場所として設置しています」 クーリングシェルターとは、極端な高温になった場合、誰でも休むことができる冷房を備えた施設です。高松市役所は1階と2階が指定されています。 今年4月から運用が始まった「熱中症特別警戒アラート」に合わせた取り組みで、県内の全ての観測地点で暑さ指数が35以上となった場合、行政が指定した公共施設と民間施設が一般に開放されます。 ■高松市の理容店では独自に「クーリングシェルター」として開放 (小寺健太記者) 高松市の理容店は、独自にシェルターの運用を始めています。 「待合なんですが、ここで涼んで、休憩してもらって、必要であれば冷たいタオルやウォーターサーバーの水を提供させていただきます」 県の理容生活衛生同業組合に加盟する約350店舗で一斉に始めました。こちらは、アラートの発表に関係なく開放されるということです。 (香川県理容生活衛生同業組合 浦松龍次さん) 「近年、夏はほんとうに暑くなってきているので、助けになれたらという思いがあるので、みなさんの近所にも理容店があると思うので、気軽に利用してもらえたら」 香川県ではきょう(1日)から12の市と町でクーリングシェルターの運用が始まっています。今後は民間施設との協力をより強化して、猛暑に備えたいとしています。
RSK山陽放送
【関連記事】
- 10人の女性宿泊客らに...準強制性交等・準強制わいせつなどの罪 元オーナーの男(50)被害女性が語った「酒に睡眠薬」の実態【岡山・里庄町】
- 2日間で3回も…女性用トイレに侵入し「一回でええけぇやらせて」 強制性交等未遂などの罪に問われた男 卑劣な犯行の数々【岡山】
- 「夫に責任を感じさせたい」8歳の長男を車の中で殺害の母親 不妊治療の末に授かった我が子をなぜ
- 弟は藤井風さん 藤井空さん(39)が生まれ故郷で「ふるさと納税返礼ライブ」納税額は4年で30倍に【岡山・里庄町】
- 「皮膚がベロンと...」黒こげの焼死体・被爆者の姿を漫画で伝える「川滝少年のスケッチブック」作家・小手鞠るいさんと父が次世代に託す戦争の記憶【岡山空襲】