【高校生2人が落雷により意識不明】感電の症状・死に至るケースを医師が解説
編集部まとめ
感電するとどうなるのか、メカニズム・対処法について解説しました。感電は電流が人体を通って障害を引き起こすもので死に至ることがあります。 電気機器の普及により、電気に関わる人々だけでなく家庭でも電気に接する機会が増えています。その結果電気に関連した事故も増加しているのです。 感電の症状は、熱傷が生じ、皮膚が痛み・発熱・全身の強い炎症・脱水症状が現れることがあります。感電によって命を落とすこともあります。 感電事故を防ぐためには、「濡れた手で電気製品を触らない」といった対策が重要です。また、「正しくアースや漏電遮断器を設置する」ことも効果的な手段です。 アースや漏電遮断器が設置されていない場合や造設を考えている場合は、専門業者に相談しましょう。 電気を使わない日はありません。そのためにも感電の仕組みを理解することは非常に重要なのです。
【この記事の監修医師】 甲斐沼 孟 先生(上場企業産業医) 大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部医学科卒業。大阪急性期・総合医療センター外科後期臨床研修医、大阪労災病院心臓血管外科後期臨床研修医、国立病院機構大阪医療センター心臓血管外科医員、大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、大手前病院救急科医長。上場企業産業医。日本外科学会専門医、日本病院総合診療医学会認定医など。著書は「都市部二次救急1病院における高齢者救急医療の現状と今後の展望」「高齢化社会における大阪市中心部の二次救急1病院での救急医療の現状」「播種性血管内凝固症候群を合併した急性壊死性胆嚢炎に対してrTM投与および腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行し良好な経過を得た一例」など。
Medical DOC