温かく染まるクリスマスツリー 諫早・鎮西学院高
長崎県諫早市西栄田町の鎮西学院高(川﨑健校長、913人)の敷地内に、高さ16メートルのクリスマスツリーがお目見えした。12日に点灯式があり、樹形に沿って飾り付けられた温かなオレンジ色のイルミネーションが、夜空を明るく染め上げた。 校内のヒマラヤスギやナンキンハゼに約1万個の電球を飾る、同校の冬の風物詩。点灯式には生徒ら約1100人が参加した。聖歌隊70人が賛美歌を披露し、一斉に電球がともると、参加者は記念撮影をするなどして一足早いクリスマスムードを楽しんだ。 聖歌隊で3年の藤本祥帆さん(18)と緒方琳さん(18)は「毎日練習したので達成感がありうれしい。(戦争などの報道で)平和は当たり前ではないと知った。みんながクリスマスを喜べるよう、早く平和な世界が広がれば」と話した。 点灯は12月25日までの午後5時~午前0時。午後8時まで一般向けに校内を開放する。