「ルパン三世」完全新作の劇場版「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE」が25年公開決定 特報も完成
「ルパン三世」の完全新作劇場版「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE(仮題)」(※正式タイトルは後日発表予定)が2025年に公開されることが決定した。「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」以来、約30年ぶりの2D劇場版アニメーションとなる。 監督を務めるのは、「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門」「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」も手がけた小池健。アニメ業界のみに留まらず、様々な映像分野で独自の世界観を構築してきた小池監督が、味のある粗さときめ細やかさを共存させ、最新の技術と表現力を駆使して“シリーズの原点に迫る究極のルパン三世”を描き出す。 小池監督のみならず、メインスタッフは「LUPIN THE IIIRD」シリーズの顔ぶれが結集。脚本を高橋悠也、音楽をジェイムス下地が手がけ、アニメーション制作はテレコム・アニメーションフィルムが担当。クリエイティブ・アドバイザーは石井克人が務める。キャストも栗田貫一(ルパン三世役)、大塚明夫(次元大介役)、浪川大輔(石川五ェ門役)、沢城みゆき(峰不二子役)、山寺宏一(銭形警部役)と、おなじみの面々が集う。 場面写真と特報も公開。特報は、次元大介、石川五エ門、峰不二子、銭形警部がルパンの名を口にしたのを合図に、ルパン三世が登場。ルパンらが繰り広げる激しいアクション、手に汗握るスリリングな展開も収め、最後は「あなたはまだ 本当のルパン三世を知らない」というキャッチコピーが浮かび上がる。大胆な色使い、ハードかつスタイリッシュな演出が際立つ、疾走感と緊迫感あふれる映像に仕上がっている。 今回ルパン一味が狙うお宝に隠された秘密とは? そしてルパンに迫る、新たな敵とは――? 場面写真は、不適な笑みを浮かべるルパン、険しい表情の銭形警部の姿を切り取り、荒れ果てたなかを歩く何者かの後ろ姿も収めている。 さらに今作の公開を記念して、11月29日からリバイバル上映がスタートした「ルパン三世 カリオストロの城」通常版の本編上映後には、今作の特報のロングバージョン(約2分)がお披露目される。ウェブでは見られないカットが盛りだくさんの内容となっている。(※「ルパン三世 カリオストロの城」のIMAX版では特報は上映されない)。