病気のため2期目途中で…富山県氷見市の林市長が8日で任期終える「退任せざるを得ないのは痛恨の極み」
富山テレビ放送
病気のため、2期目の途中で、退任を表明した、氷見市の林正之市長は、8日で任期を終えました。 地震からの復旧・復興が道半ばであることに、無念さをにじませました。 退任式で、林市長は、職員に感謝の言葉を述べた上で、次のように話しました。 *退任する 林正之氷見市長 「そもそも災害の多い氷見市で育ち、いつか氷見市のために役立てるのではないか、大学では土木を専攻し、地盤災害研究室で地すべりや液状化を研究した。任期途中で退任せざるを得ないのは痛恨の極み。市民の皆さんに申し訳ない」 林市長は、2017年、現職と新人2人による三つ巴の選挙戦を制し、初当選。 2期目は、無投票で当選しました。 今年は、元日の能登半島地震からの復旧・復興を最優先に市政運営に務めてきましたが、病気の治療に専念するため、任期途中で、退任することになりました。 退任式の後、林市長は、多くの職員や市民に見送られ、市役所を後にしました。 氷見市の新しい市長には、菊地正寛さんが就任し、11日に初登庁します。
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