【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースに加入した大谷翔平選手は今オフの話題を独占した。また、同球団と大型契約を結んだ山本由伸投手や、大谷と共にMVPトリオに数えられるムーキー・ベッツ内野手やフレディ・フリーマン内野手も話題に上がることがある。しかし、米メディア『エッセンシャル・スポーツ』は、タイラー・グラスノー投手の活躍も目を見張るものがあると主張している。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　グラスノーは今オフ、タンパベイ・レイズとの2対2のトレードで、マニュエル・マーゴット外野手と共にドジャースへ加入した。オープン戦では好調を維持しており、12日（日本時間13日）に行われたオープン戦のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦では、5回1/3を無安打無失点8奪三振の好投で終えている。開幕投手になることが決定しており、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手と投げ合うことになる。 　同メディアはタイトルに「大谷と山本の陰に隠れているが、このドジャースの投手は驚くほど輝かしい春を迎えている」とつけ、グラスノーについて「この30歳の復活は、ブルー・クルーのローテーションにとって歓迎すべきことだ。将来の殿堂入り投手であるクレイトン・カーショウがキャリアの黄昏を迎えつつあり、他の先発投手も安定感を欠いていることを考えると、チームの選手層には疑問符がつく。健康で有能なグラスノーが欠落を補うピースになるだろう。彼の活躍が堅実なシーズンと優勝争いの分かれ目になるかもしれない」との見解を示している。