馬場典子アナが先輩アナに相談「50代でシングル、この先どう生きるべきですか?」|STORY
仕事が立て込む中、「50歳の誕生日は、いつの間にかぬるっと迎えてしまった」というフリーアナウンサー・馬場典子さん。人生100年時代、まさにそのど真ん中に立ち、「さて、この先をどう生きるべき……?」と考える今、“シングル先輩”の、阿部知代さんにお話を伺いました。 【写真あり】独身生活を謳歌!HAPPYオーラ満載の馬場典子アナ(49)
アネフォー以降の人生は「休むこと」も大事です
馬場さん(以下敬称略) 今年フリーになって10年になるのですが、同時に50歳の誕生日を迎えました。 阿部さん(以下敬称略) そもそも、私は怖くてフリーになんかなれない(笑)。だから、フジテレビという会社が好きなこともあったけれど、60歳で定年を迎えた後も、同じ場所で働くことを選んだの。 馬場 私の場合、自信があってフリーの道を選んだわけではなくて……。60歳を迎えた時、40年近く付き合ってきた会社から突然“振られる”都合のイイ女になってしまう気がして……。組織の中で生きるのは大変だな、と。 阿部 実は私、20代、30代の頃は仕事がなくて腐っていたんです。10時から18時までずっとテレビを見たり雑誌や新聞を読んだりして。ところが、40歳の頃に後輩の披露宴に着ていったドレス姿が、バラエティ班の目に留まって。「ニュース読んでる地味なおばさんだと思ったら、あれ……!?」みたいな(笑)。 馬場 セクシーな衣装でバラエティ番組に出られていた姿が今でも印象的です。40代後半からニューヨーク支局に異動されましたよね? 阿部 はい、50歳の誕生日はニューヨークで迎えました。ニューヨークの空気の中で、年齢を意識せずに過ごせていましたね。閉経とか、白髪がどっと増えた、そういうことはあったけれど(笑)。 馬場 50代は、充実した会社員生活だったんですね。 阿部 でもね、ニューヨークから戻り、50代の半ばで会社を休まなくてはならなくなって。知らず知らずのうちにメンタルを病んでいたんですね。会社に出した診断書には適応障害とありました。 馬場 気遣いが細やかな方ほど、我慢をされてしまうから……。 阿部 だからもう無理するのはやめよう、楽に生きようって思って。そう、人生休むことも大事ですよ。