立憲民主党新代表に野田元総理 衆院選へ広島の野党結集は?
立憲民主党の新しい代表に、枝野前代表との決選投票を制した、野田元総理が選ばれました。 次の衆議院選挙を見据え、広島県内の野党も動きを加速させます。 立憲民主党広島県連 瀧本実幹事長「政権をやはり担わせていただけるように努力していかなければならないので、その中で連携できる野党とは模索していく」 2019年から県内では立憲民主、国民民主、社民の3党で作る「結集ひろしま」の枠組みで野党が結束し、議席を守ってきました。 瀧本幹事長「結集ひろしまという枠組みで成果を出してきたという事実でありますので、その枠組みは大事にしたい」 国民民主党広島県連 金口巌副代表「政権を取ろうとするならば、一番近い親戚(立憲)と組むのが一番理想だろうと」 共に旧民主党の流れをくむ立憲と国民の両党、広島では「結集ひろしま」のもとでの連携となります。 金口副代表「できるだけ一枚岩に近いところで行こうとしたのが結集ひろしまですから、結集ひろしまを超えたところに今度は野党共闘があるかどうかですよね。そこはまた次の段階であると思うんですよね」 2021年の衆議院選挙では5つの野党が共闘しました。 次の選挙ではどうなっていくのでしょうか。 共産党広島県委員会 村上昭二委員長「(次の選挙で)広島は、そこは難しいと思っています。今度の選挙は特に比例代表選挙で党が躍進することを目指して、国会の議席を増やすことが野党共闘の再構築の大きな力になると」 これまで連携のなかった日本維新の会は、野田新代表誕生をどうとらえているのでしょうか。 広島維新の会 大田智弘幹事長「(野田新代表は)与党の過半数割れを目指す(と話していた)。立憲と維新が共に対話することが自民党に対して脅威になると思うので、しっかり考えながら取り組んでいきたいと思います」 一方、今週金曜日には自民党の新しい総裁も決まります。