イタリアに「フォーデンを思わせる」逸材がいた U-17欧州選手権でイングランドのDFを次々かわすスーパーゴールが話題に
U-17イタリア代表は欧州選手権の決勝へ
現在キプロスにてU-17欧州選手権が開催されており、今月5日に決勝が行われる。カードはイタリアVSポルトガルだ。 [動画]リベラリが決めたド派手なゴール こうした世代別代表では未來のスター候補とされる選手に注目が集まるが、決勝進出を決めたイタリアにも面白い人材がいる。 準々決勝のイングランド戦でド派手なスーパーゴールを決めたMFマッティア・リベラリだ。 この世代の10番を任されているウイングのリベラリは、ミランの下部組織で育ってきた選手だ。主に右サイドでのプレイを得意とするレフティーアタッカーで、イングランド戦では右サイドから細かなテクニックで次々と相手をかわしてゴールを決めてみせた。 伊『Gazzetta dello Sport』によると、ミランOBのアレッサンドロ・コスタクルタ氏はそのスタイルからマンチェスター・シティMFフィル・フォーデンと重ねている。 「大会で感銘を受けたのは、2007年生まれのミランでプレイするマッティア・リベラリだね。彼を見ているとフォーデンのことを思い浮かべるよ」 まだ17歳と若いリベラリに過度な期待は禁物だが、アンダー世代が国際大会で結果を出しているのは何とも頼もしい。イタリアはU-20の世代も昨年のU-20ワールドカップで準優勝の好成績を収めており、同年にはU-19代表がU-19欧州選手権で優勝を果たしている。 ちなみにU-19欧州選手権決勝の相手もポルトガルで、今回のU-17欧州選手権も同じカードとなる。両国の育成は順調に進んでいると言えるが、今大会で輝きを放つリベラリはA代表へ入る選手へ育つのか。
構成/ザ・ワールド編集部