W杯最終予選で日本が中国を3-1で撃破

スタメン出場した遠藤航（写真右）【写真：Getty Images】

　日本代表は11月19日に北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選で中国と敵地で対戦し、3-1で勝利した。所属クラブでは出場機会が限られているキャプテンのMF遠藤航（リバプール）が中盤でのボール奪取など獅子奮迅の活躍。元日本代表の中村憲剛氏は「本当にスーパー」とその働きを称賛していた。 【実際の映像】「またこれか…」　鈴木彩艶の顔にレーザーポインターが当てられた決定的瞬間 　完全アウェーの中国に乗り込んだ日本は立ち上がりは中国の守備に手を焼いていたが、FW小川航基とDF板倉滉のヘディング弾でリードを奪った。後半には失点を許すも、小川の2得点目で突き放し、3-1で白星を手にした。 　スポーツチャンネル「DAZN」で解説を務めた林陵平氏と中村氏の2人は中盤の底で存在感を発揮していた遠藤の活躍に注目。林氏が「憲剛さん、今日の遠藤は抜群じゃないですか」と問いかけると、中村氏は「今日は本当にスーパー。いや今日“も”スーパー“。失礼しました」と称賛した。 　遠藤はインドネシア戦ではMF守田英正、この試合はMF田中碧とコンビを組んだ。攻撃的なキャラクターを持つパートナーをサポートしつつ、相手の攻撃の芽を摘むフィルター役として奮闘。林氏は「インドネシア戦はどちらかと言うと目立たないところで支えている感じだったんですけど、今日はボール奪取もしていた」、中村氏は「逆に彼がこぼしているところで失点しているので、それくらい彼の役割が大きいと思います」と遠藤がチームに与える影響力の大きさを強調していた。 　遠藤は今季所属のリバプールでは出場機会が限られているが、森保ジャパンにおいて必要不可欠な存在であることを改めて証明していた。