三谷幸喜の監督映画“出すぎ”俳優ランキング 1位はなんと皆勤賞
9月13日、三谷幸喜監督・脚本の映画『スオミの話をしよう』が公開される。主演を務めるのは長澤まさみで、松坂桃李、遠藤憲一、西島秀俊、戸塚純貴など、実力派俳優が総登場する。三谷といえば、作品の“常連”俳優が存在。三谷作品に出演したことをきっかけに、ブレークした人物も少なくない。そこで今回は、三谷が監督を務めた映画8作品(『スオミの話をしよう』を除く)のうち、特に数多く出演している俳優をランキング形式で紹介したい。 【写真】“三谷ファミリー”常連ランキングを写真でチェック! ■5位 小日向文世/中井貴一/香取慎吾/迫田孝也/寺島進 5位は小日向文世、中井貴一、香取慎吾、迫田孝也、寺島進の4名。それぞれ4作品に出演している。 小日向は俳優・中村雅俊の付き人を務めた後、劇団「オンシアター自由劇場」に入団。19年間活動した。劇団開催後の2001年、三谷氏演出の舞台『オケピ!』に出演。ここでの演技を見たフジテレビのプロデューサーが高く評価し、月9ドラマ『HERO』に起用され、ブレークした。三谷映画には『みんなのいえ』『ザ・マジックアワー』『ステキな金縛り』『清須会議』に出演している。 中井貴一の出演は『みんなのいえ』『ザ・マジックアワー』『ステキな金縛り』『記憶にございません』の4作品。香取慎吾は主演を務めた『ギャラクシー街道』や、『THE 有頂天ホテル』で演じたキャラクターで『ザ・マジックアワー』にも出演するなど4作、北野武映画の常連である寺島進も『清須会議』『ザ・マジックアワー』など4作品に出演している。また、迫田孝也も『ザ・マジックアワー』、『記憶にございません!』など4作に出演。すっかりおなじみの“三谷ファミリー”となっている。 ■4位 唐沢寿明/西田敏行/浅野和之 唐沢寿明、浅野和之、西田敏行の3名は5作品に出演。唐沢寿明はラジオ番組でのドタバタ劇『ラヂオの時間』、マイホームをめぐる騒動が描かれた『みんなのいえ』などに出演。コメディタッチの作品をこなせることを証明した。 浅野和之は三谷演出の舞台やテレビドラマに登場した後、三谷監督3作目の映画『THE 有頂天ホテル』で映画初登場。2013年公開の『清須会議』では明智光秀を演じ、話題となった。 大物俳優の西田敏行は『ステキな金縛り』で深津絵里とともにダブル主演。さらに『清須会議』にも登場した。この2つの作品で同じ「更科六兵衛」役を演じたことが話題になった。三谷は西田について『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で「大好きな俳優さん」と話している。