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米、中国の輸出規制「断固反対」　半導体材料、同盟国と協力

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共同通信

米中の国旗と半導体のコラージュ（ロイター＝共同）

　【ワシントン共同】バイデン米政権は5日、中国によるガリウムなどの半導体材料の輸出規制について「断固反対する」との立場を表明した。対抗策として、日本を含めた「同盟国やパートナーと協力し、この問題に取り組む」との方針を強調した。半導体を巡る米中間のハイテク覇権争いがさらに激化しそうだ。 　米商務省報道官が、共同通信の取材に対してコメントした。イエレン米財務長官は6日から北京を訪問し、政府高官と会談する予定。ただ、米中間の融和は一筋縄では進まず、日本の関連業界への影響が広がる可能性も出ている。 　米商務省は声明で、中国当局が発表した希少金属のガリウムとゲルマニウムの輸出規制が「サプライチェーン（供給網）の多様化の必要性を強めている」とし、日本などと「（重要鉱物などの）強靱なサプライチェーンを構築していく」との方針を示した。 　中国商務省は3日、国家安全保障に影響を与えるとの理由で輸出規制を発表。米国や日本などの中国に対する半導体輸出規制に報復する狙いだとの見方が出ている。

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