三笘薫や遠藤航の受賞回数は?…今季プレミアリーグのマン・オブ・ザ・マッチを深掘り
■2位以下の受賞者
サカに次いで受賞回数が多いのは、大躍進を見せているアストン・ヴィラのイングランド代表FWオリー・ワトキンスだ。今シーズンここまで全29試合に出場し、16ゴール10アシストをマーク。プレミアリーグで唯一2桁ゴールと2桁アシストを達成しており、当然ながらゴール関与数もここまでリーグ1位。4位につけるアストン・ヴィラを牽引する28歳は、ハットトリックを達成した9月のブライトン戦はもちろん、直近では2得点した今月2日のルートン・タウン戦など、今季は実に13試合でMOMに選出されている。 3番目に受賞回数が多いのはリヴァプールのエジプト代表FWモハメド・サラーだ。31歳の“絶対的エース”は、アフリカネーションズカップやケガの影響で22試合の出場に留まってるが、ここまで15ゴール9アシストと、出場試合数を上回るゴール関与数を記録。今シーズンは史上11人目となるプレミアリーグ通算150ゴールを達成した12月のクリスタル・パレス戦で76.9%の得票率でMOMに選ばれるなど、22試合の出場で半数の11試合でMOMに輝いている。 サラーに次いで4番目に多いのはトッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンだ。今シーズンから腕章を巻く31歳は、イングランド代表FWハリー・ケイン(現:バイエルン)が抜けた穴を埋めるべく、出場した25試合で14ゴール8アシストをマーク。トップ4争いの注目の一戦となった3月10日のアストン・ヴィラ戦では1ゴール2アシストでチームを勝利に導き、得票率83.4%でMOMに選出された。その他にもプレミアリーグ通算4度目のハットトリックを達成した9月のバーンリー戦など、ここまで10試合でMOMに輝いている。 同じアジア人では、ブライトン所属の日本代表FW三笘薫が5試合でMOMに選ばれている。現在はケガで離脱を強いられているものの、シーズン序盤の9月に行われたボーンマス戦では、途中出場からの2ゴールでチームを逆転勝利に導き、得票率「73.2%」でMOMに選出された。一方で、遠藤は有識者やリヴァプールファンから高い評価を集めているものの、チーム内にあまりにも強力なライバルがいるため、今のところ一度もプレミアリーグ公式のMOMには選ばれていない。