【京都両洋】トップリーグに続いて昭和学院に惜敗も、40分間笑顔を絶やさずバスケットボールを楽しんだ岡田 | 高校バスケ ウインターカップ2024
昭和学院が前半で18-2、京都両洋が2Qから3Qにかけて19-0というチャージを見せるなど、試合は流れが行き来する展開で終盤に突入。4Q3分16秒に京都両洋は木谷の3Pショットで62対63の1点差まで詰め寄る粘りを見せるも、ここから2分59秒間無得点に終わったのが痛手となり、4点差の惜敗となった。
「もう勝つしかないと思っていたんですけど、やっぱりこっちのシュートが入り切らなかったなと思います、最後まで。打つシュートとか自分たちのバスケットをある程度できていたから、1回10点開いた時も、我慢してもう1回もう1回と言いながら、自分たちの強みを出せたかなと思うんです。でも、最後まで自分たちが大事にしているスリーのタイミングのシュートとか、ゴール下がポロポロと落ちたかな。それは昭和学院さんが最後のシュート力が全然違う、決定力があったなと思います」
試合をこう振り返った岡田は、40分間ハードにプレーし続け、4点、8リバウンド、5アシストというスタッツで高校のキャリアを終了。試合終了後は涙を見せることもなく、サバサバとして表情でチームメイトたちとハイファイブをしていた。昨年経験した3回戦進出を果たすことはできなかったが、東京体育館で再びプレーできたことに岡田は「本当にうれしいですし、やり切ったなと思います。悔いはないです。楽しくやって負けたら仕方ない」と話すなど、悔しい負けの後の取材でも笑顔を見せていたのが非常に印象的だった。
文:青木崇
青木 崇
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