一足早い冬支度「松のこも巻き」害虫をこもと一緒に焼く、昔ながらの松枯れ防止対策 京都・福知山市
読売テレビ
京都府福知山市では8日、松の木を害虫から守るため、恒例の「こも巻き」が行われました。 福知山市の三段池公園で行われた松のこも巻き。 池の周りに植えられている約100本の松の木に、作業員らが、わらで編んだ「こも」を次々と荒縄でくくりつけていきます。 松のこも巻きは、冬の間、寒さから逃れようとこもに集まった害虫を、春を迎える前に、こもと一緒に燃やすことで、薬剤を使わずに害虫を駆除する昔ながらの松枯れ防止対策です。 近年では効果が薄いという声もありますが、三段池公園では秋が深まるとされる二十四節気の一つ「寒露」に合わせ、この時期の風物詩として行われています。 こもを巻かれた松の木は、一足早い冬支度を終えました。
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