「AIを使った病気遺伝子の変異予測」などの研究を発表 連携セミナーで 企業と三重大学を橋渡し 三重・四日市市
三重大学大学院工学研究科の5人の教授らが研究内容を紹介=四日市市(三重テレビ放送)
企業が抱える課題解決のため三十三フィナンシャルグループが、三重大学への技術相談や共同研究への橋渡しを行うセミナーが、30日、三重県四日市市の四日市商工会議所で開かれました。 三十三フィナンシャルグループと三重大学などが開いたもので、県内外の企業27社が参加しました。 最初に三十三総研の東海悟社長が「技術革新が時々刻々と進む中で、アカデミアの人たちの知識を存分に活用することは大変重要。きょうのセミナーが有意義なものになることを願います」と挨拶しました。 今年は「デジタルテクノロジーで競争力を高める」をテーマに、三重大学大学院工学研究科の5人の教授らが自らの研究内容を紹介しました。 AIを使って病気の遺伝子の変異を予測したり、GPS付のドライブレコーダーで路面標示の劣化を見つける研究の発表などが行われ、参加者の関心を集めていました。