史上最多だった東京五輪超えが見えた! ニッポンの全メダル77個予想カレンダー
8月7日は東京五輪でワンツーを飾った、スケートボード女子パークの開 心那と四十住さくらが今回も頂点を争いそう。四十住は1年前に負った右膝後十字靱帯断裂の大ケガからの復活で、パリでは新技を用意しているという。 8月8、9日にはレスリング女子の無敵女王ふたりが出陣。50㎏級の須﨑優衣は対外国勢に94連勝中。53㎏級の藤波朱理は133連勝中で、その記録を伸ばして金メダルを獲得する可能性は高そうだ。 9日は陸上男子110m障害で日本記録を持つ泉谷駿介が同種目初の決勝進出とその先のメダルも狙う。 8月10、11日は新競技のブレイキンで日本勢が活躍しそうだ。10日の女子は回転技が得意な湯浅亜実(AMI)と41歳の日本ブレイキン第一人者の福島あゆみ(AYUMI)が、11日の男子は半井重幸(SHIGEKIX)が会場を盛り上げる。 前出の白鳥氏はSHIGEKIXについて、「音楽の止まるタイミングで、体の動きを止めてポーズする『フリーズ』という技のキマり具合に注目です」と観戦のポイントも語った。 さらに10日はボクシング男子71㎏級の岡沢セオンがスピードと高い守備力で金メダルをつかみ取りにいく。また、同日に行なわれるバレーボール男子の決勝に日本が進出している光景もぜひ見たい。 最終日の11日は昨年の陸上世界選手権で女子やり投げを制した北口榛花が五輪でも頂点を目指す。世界女王になった後は調子が上がらない時期もあったようだが、前出の折山氏は「世界選手権も最終投てきで逆転したように、勝負強さは抜群。大会に合わせてくれるでしょう」と奮起に期待。 そして、東京五輪で劇的な勝利を重ね、銀メダルを獲得したバスケットボール女子が金メダルを目指す。大きな武器のスリーポイントシュートをさらに進化した「走り勝つシューター軍団」が頂点まで駆け上がれるかに注目。 ほかにも、紹介しきれないメダル候補が多数。日本のメダルラッシュに期待だ! ※時刻は日本時間の決勝開始時刻です。 写真/アフロ