インターネット黎明期? 平成の個人サイト? フジパンのネオバタくんHP、レトロすぎる理由を聞いた
マーガリン入りで人気の「ネオバターロール」。そんなロングセラー商品の妖精「ネオバタくん」のホームページがレトロすぎる仕様になっています。インターネット黎明期を彷彿とさせるデザインにした理由をフジパンに聞きました。
ネオバターロールとは
ネオバターロールが発売されたのは1997年8月。 「ロールパンにマーガリンをつけて食べている」というユーザーの声にヒントを得て開発されました。 塗る手間がかからないバターロールは好評で人気商品に。 現在は「ネオ黒糖ロール」や「ネオレーズンバターロール」といった商品もラインナップされています。
ネオバタくんのホームページ
ネオバターロールの妖精として、2017年2月に活動を開始したネオバタくん。 フジパンの公式X(旧ツイッター)アカウントの案内役として活動してきました。 2月29日に開設されたホームページにあるのは、クルクルと回転する「ネオバタくんの公式ホームページ」という文字や、「あなたは〇番目のお客様です」というカウンター。 黄色い背景のシンプルな構成で、まるでインターネット黎明期のサイトのようです。
担当者に聞きました
「ネオバターロールは発売から27年になる食卓ロールのロングセラー商品です。ホ―ムページをきっかけに、より多くの方に知っていただきたくて制作しました」 そう話すのは、マーケティング部課長の柴田知美さんです。 森七菜さんが出演する新CMがオンエアされるのに合わせてホームページを公開。 イメージしたのは平成の個人サイトやネット黎明期のWebデザインで、世代によって「懐かしさ」や「新しさ」など、それぞれの受け止め方を期待したといいます。 公開から1カ月ほどでカウンターは12万を超えていますが、想定と比べて多いのか?少ないのか? 「初めての取り組みで、どのくらいの反響があるかは予測が立たない状況でした。カウンターのキリ番報告なども多数いただいており、ホームページのデザインに懐かしさを感じるというお声もいただいております」 ホームページがきっかけとなって、いろいろな場面で話題になることを期待しているとのことでした。