【NFL】ジェッツへのトレードを喜ぶWRアダムス、「みんながそれぞれ前に進める」
「つまり、そこから始まった。レイダースのファンや関係者はみんな、すべてを見ていた。トレードを要求していることや、チームを見捨てて出たがっていることもね。でも、自分にはできると思うことが大事で・・・フィールドにいるときに無力感を感じたくないんだ。全試合で100ヤードとか150ヤード、200ヤードを記録できるわけじゃないけど、フィールドに立つたびに試合に影響を与えられていると感じたい。つまり、自分が成功するためにやらなきゃいけないことがあまりにも多いと感じながらフィールドに立つんじゃなくて、必要なときにプレーを決めて試合に変化を起こせるっていう自信を持つことが大事なんだ」
ロジャースと組むことで、ミンシューやエイダン・オコンネルとプレーするときよりもアダムスが成功するチャンスは確実に高まるだろう。アダムスは水曜日に「時には、自分らしくいられる状況に身を置くために、物事を簡単にしなければならないこともある」と話している。一方、ロジャースも今回のトレードには満足しているようだ。トレード成立の数時間前に、ロジャースはWRマイク・ウィリアムスを狙ったパスを相手に奪われ、またしても痛恨の敗北を喫したばかりだった。
ロースターを調整している人たちはアダムスとウィリアムスを入れ替えた方がいいかもしれない。月曜夜にバッファロー・ビルズに敗れた後、ロジャースがウィリアムスのルートランニングに対する不満を隠さなかったことを考慮すると、なおさらそう言える。しかし、ロジャースとアダムスの連携が初めてジェッツで実現すれば、そうした不満はすぐに過去のものになるだろう。
すでに、その瞬間が実現することを待ち望んでいるアダムスは次のように語った。
「また相棒と一緒にいられるのは最高だ。何よりも、彼と毎日一緒に過ごせることにすごく価値を感じている。一緒にいることはもちろん、彼が自分のクオーターバックになるってこともね。彼がいるからこそ、今の自分があるし、選手としても成長できた。知的なアプローチでも、細部へのこだわりでもそうだけど、彼から学び、プレーのやり方を見て、いつもどれだけ集中しているかを見ていると、それが最終的に今の自分のプレースタイルに大きく影響していると思う」