秋川雅史、4年連続二科展入選 カブトムシ&クワガタ格闘シーン表現
「千の風になって」のヒットで知られるテノール歌手、秋川雅史(56)が彫刻家として4年連続となる二科展入選を果たした。出品作「木彫ヘラクレスオオカブトとギラファノコギリクワガタ」は、まるで生きているかの如くカブトムシとクワガタの格闘シーンを表現した。 2010年に木彫刻を始め、初入選となった21年の「木彫楠公像」と22年の「木彫龍図」は3年かけて制作したが、それ以降の応募作は1年で仕上げていると説明。「昨年は蛙と蛇の対決を彫ってみましたが、とても面白くやりがいがあったため今回も対決をテーマにしました」と明かした。 続けて「秋川の彫刻といえば本物そのものと言われるよう今回も実写にこだわった」と、フォルムを知り尽くしたブリード歴10年以上になるヘラクレスオオカブトムシを選んだ理由も告白した。