センバツ2024 筆致パワフル、V狙って 伊吹高書道部、4校を揮毫 開会式プラカード /滋賀
3月18日に開幕する第96回選抜高校野球大会に出場する近江、大阪桐蔭、京都外大西、京都国際の4校が開会式で使用するプラカードの文字を県立伊吹高校書道部員が揮毫(きごう)した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 同校書道部は「書の甲子園」として知られる「国際高校生選抜書展」で昨年全国準優勝を果たした。センバツ出場校のプラカードの文字を揮毫するのは3年連続7回目。 同校書道部は創作書道が持ち味だが、プラカードは書き慣れていない楷書体で揮毫するため、事前に十分な練習を積んで臨んだ。担当した4人の部員は「チームの優勝を願って書いた」と口をそろえた。 近江を担当した、3年の山本晴菜さん(17)は「昨年に続いてプラカードの文字が書けてうれしい。余白やバランスを取って書くのが難しかった。県の代表として頑張ってほしい」と話した。【長谷川隆広】