【広島】大瀬良大地“制球ビタビタ” 解説も「バッターはおそらく手が出ない」絶好調の丸佳浩を見逃し三振
◇プロ野球セ・リーグ 巨人-広島(29日、東京ドーム) ここまで11試合に先発登板して4勝0敗、防御率はリーグ1位の0.87。絶好調の広島先発・大瀬良大地投手が初回から圧巻のピッチングを披露しています。 【画像】初回巨人レフト佐々木俊輔選手がファインプレー 初回、前日の試合でサヨナラホームランを放った先頭打者・丸佳浩選手との対決。大瀬良投手はストレートや変化球を織り交ぜてインコース中心の投球で追い込むと、6球目最後はアウトコース低めにカットボール。ボールゾーンからストライクゾーンに入ってくる見事なボールに丸選手は反応できず。見逃し三振を奪いました。 解説の荒木大輔さんは「あそこに投げられたらバッターはおそらく手が出ないですよ。あれだけインサイド意識させられといて、外からカットですからね」と称賛の言葉。 大瀬良投手はその後3番ヘルナンデス選手をストレートで見逃し三振、2回には5番大城卓三選手をカットボールで見逃し三振。バットも振らせない抜群の制球力で、巨人打線に立ちはだかっています。 大瀬良投手は序盤の3回をノーヒット投球。これで5月31日から続く32イニング連続無失点となっています。