【巨人】「すごく話をするようになりました」元木大介氏が語る指導術
巨人OBでジャイアンツアカデミー校長の元木大介氏、女子チーム監督の宮本和知氏=スポーツ報知評論家=、元監督の高橋由伸氏=同=が15日、東京・稲城市で「『TOKYO GIANTS TOWN』を地域の力に!~行こう、最高の未来へ。~TOKYO GIANTS TOWN Symposium in INAGI」と題したシンポジウムに参加した。 新ファーム球場「ジャイアンツタウンスタジアム」が来年3月に開業することに先駆けた、まちづくりに関するイベント。3人は現在のジャイアンツ球場での思い出や、新球場について持論を語り合った。 「指導者として心がけているところ」のテーマでは、元木氏が「コミュニケーション」とパネルに記入。昨年まで1軍で作戦兼内野守備コーチやヘッドコーチなど、5年間コーチを務めており、「我々の時代と今の子たちと環境も違いますし、時代も違う。まずこの子たちがどういうふうに考えているかなと思って、すごく話をするようになりました」と説明した。 日頃から意思伝達を図ることによるメリットも大きいという。「話しているうちにだんだん(選手のことが)分かってくるので、試合になったときに声をかけてあげるとか、そういった話をしていると調子が悪いときとかいつもと違うときにひと言、声をかけてあげると選手って楽になる。悩んだときに何か相談に乗ってあげるとか、そういうふうにしてやっていました」と振り返った。
報知新聞社