気象庁によりますと、上空の強い寒気などの影響で、山形県内を含めて、北日本から西日本の日本海側では8日夜から10日にかけて大雪に警戒が必要です。 気象庁気象監視・警報センター 細見卓也所長「9日を中心に雪雲が流れ込んでくる東北地方南部の日本海側、北陸地方、それから東海地方では降雪が強まる恐れがあります」 国土交通省防災課西沢賢太郎課長「不要不急の外出は控える、 予定を変更することもお考え下さい」 8日午後3時半ごろの米沢市内の様子です。この時間帯、絶え間なく雪が降り、視界が悪くなっていました。 県内各地の積雪は8日午後4時現在、西川町大井沢で147センチ、大蔵村肘折で146センチ、米沢で38センチなどとなっています。 山形地方気象台によりますと県内では9日未明から10日にかけて警報級の大雪となる可能性が高くなっています。 9日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、山沿いで70センチ、平地で50センチとなっています。 また、庄内の海上では9日から8日にかけて暴風雪となり、大しけとなる恐れがあります。9日に予想される最大瞬間風速は庄内の海上で30メートル、庄内の陸上で25メートルとなっています。大雪は10日まで続き積雪が急激に増える恐れがあります。 国土交通省は猛吹雪や吹き溜まりによる車両の立ち往生や交通機関の遅れが発生する場合があるとして、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。