新SNSサービス「mixi2」著名人の「なりすまし」乱立 “公式の定義”なく…ユーザー間で注意喚起
16日にスタートした新SNSサービス「mixi2」で、著名人のなりすましアカウントが乱立している。 【写真】反応多数…信じる人続出!?麻生太郎氏のなりすましアカウント 「mixi2」は、2010年代に多くの利用者を獲得した「mixi(ミクシィ)」の新バージョン。MIXIが提供する完全招待制のSNSで、ミクシィにあった「コミュニティ」「イベント」などの機能が引き継がれている。 世代に刺さるミクシィの“復活”に、多くの人がアカウントを作成。ネット上で大きな話題を集めた。 一方で、既存のX(旧ツイッター)やインスタグラムなどでも問題視されている「なりすまし」アカウントが乱立している。Xでは企業公式として認知されている「東京ディズニーリゾートPR(@TDR_PR)」は、全く同じアカウント名でmixi2に既に存在。現時点で、公式かなりすましかを判断する術は明かされていない。 また大人気ユーチューバー・HIKAKINは(本物)と注意書きされたmii2アカウントが存在するが、既存のSNSで宣伝されていないため真偽は不明。さらに自民党の麻生太郎氏の名前と顔写真を用いたアカウントも作られており、同党の河野太郎氏がXを通じて「mixi2のこのアカウントは、麻生事務所に確認したところ、なりすましです」と正式に注意を呼びかけている。 mixi2では個人で3つまでアカウントを開設することができ、利用規約にも「なりすまし禁止」が明記にされているが、本人アカウントとの差別化・対策についてはまだ発表されていない。ユーザー間には「mixi2、著名人のなりすましが大漁に沸いてるね」「mixi2、なりすまし対策はどうするんだろう…」と不安視する声や、「mixi2、一気に人が増えてて、なりすまし防止にもとりあえずIDだけでも押さえたほうがいいです」「mixi2、やるやらないは一旦置いておいて自分のアカウントはとりあえず確保した方がいいですよ」と、注意を促す声が相次いだ。