阪神、岡田彰布監督の退任会見を「見送り」2年契約満了での退任については就任要請時からの予定通りと説明
阪神は13日、岡田彰布監督の退任会見開催を見送ると発表した。通常ならばチームの全日程終了翌日に大阪市内でオーナー報告と記者会見が開かれるが、粟井一夫球団社長は「今回は見送らせていただく」と説明した。 理由は岡田監督の体調不良。このシリーズ前には風邪の症状で2日間静養し、11日の練習から復帰していた。粟井球団社長によれば、岡田監督は「会見を通じてファンの皆さんにいろんなメッセージを伝えたい強い希望もあった」というが、球団の判断で見送りに。試合後のファンへのあいさつも見送られた。 オーナー報告もなくなったため、杉山健博オーナーが試合後に球場内で岡田監督と会談。同オーナーは「ご貢献はひと言では言い表せないほど本当に甚大」など感謝を伝えたという。また、2年契約満了での退任については、「タイガースの監督が非常に激務であること、監督のご年齢を考慮して2年と設定した」と就任要請時からの予定通りと説明した。
中日スポーツ