ホセル(C)Getty Images

エスパニョールは27日、レアル・マドリードがFWホセル・マトの買い取りオプションを行使したことを発表した。 今季、エスパニョールからのレンタルによって下部組織で過ごしたレアル・マドリードに復帰し、スーパーサブとして活躍を見せたホセル。レアル・マドリードは1年の契約延長をオファーしたようだが、選手本人はカタールのアル・ガラファ移籍を決断したとされていた。 ただホセル、エスパニョール、アル・ガラファの交渉はまとまらず、レアル・マドリードが同選手をサポートすることにしたようだ。レアル・マドリードはホセルをアル・ガラファに送り出すべく、6月30日まで有効の150万ユーロの買い取りオプションを行使して自クラブに完全移籍させた。このオペレーションに違法性はないとみられている。 アル・ガラファはホセルに対して、年俸850万ユーロの2年契約をオファーしたとされている。レアル・マドリードはベテラン選手と1年ずつしか契約延長を行わない方針で、提示する年俸額でも明らかに劣るために、自クラブにとどめることをあきらめた様子。そのために選手の移籍願望を叶えることにしたようだ。