梅雨なのに愛媛に強い日差し…4地点で真夏日 夏の味覚の収穫にハナショウブ見頃【愛媛】
テレビ愛媛
愛媛は梅雨入りしたと見られるものの12日も晴れ、鬼北町や西予市など4地点で最高気温が30度を超える真夏日になりました。この暑さのなか、大洲市では夏の味覚・スイカの収穫がピークを迎えています。 愛媛県内は12日も高気圧に覆われて朝から強い日差しが降り注ぎ、最高気温は鬼北町30.6度、西予市30.5度、大洲市30.3度、久万高原町30.2度と、4地点で真夏日になりました。 この暑さのなか、大洲市でピークを迎えているのは夏の味覚・スイカの収穫作業。愛媛一の産地で11戸の農家が、薬の使用を極力減らして育てる独自ブランド「エコラブスイカ」を栽培しています。井上憲一さんは農業用ハウスで熟れ具合を確かめながら実を摘み取る作業に汗を流し、「熱風になって体にこたえます」と話していました。 井上さんによりますと、今年は3月の日照不足の影響で収穫当初はやや小ぶり傾向だったものの、現在は玉太りがよく例年以上に甘く仕上がったということです。 井上憲一さん: 「(出来具合は)思ったような状態に仕上がっとるので満足はしとります」 エコラブスイカの収穫は7月上旬まで続き、主に松山の市場に出荷するということです。 また東温市の山あいでは梅雨に似合う艶やかな花が風情を誘っています。 田中日南子記者: 「初夏の暑さを感じる中ですが、こちらハナショウブが鮮やかに咲いています。辺りにはほんのりと香りも漂ってきています」 紫に黄色と色とりどりのハナショウブ。東温市河之内、白猪の滝近くの花菖蒲園では近くに住む近藤ミヤ子さんが植えた約2000株が見頃を迎えています。さらにアジサイも彩りを添え、訪れた人たちは写真を撮ったり園の中を散策したりして穏やかな時間を過ごしました。 ハナショウブの見頃今15日頃まで続き、12日時点で3分咲きのアジサイは7月上旬まで楽しめそうだということです。 気象台によりますと愛媛県は14日まで晴れの日が続く見込み。15日以降は梅雨前線の北上に伴って雨やくもりの日が続く予報になっています。 #愛媛県 #最高気温 #真夏日 #気象 #天気 #大洲市 #スイカ #収穫 #東温市 #ハナショウブ #アジサイ #梅雨 #観光 #農業 #JA
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