指揮官一問一答 ヤクルト・高津監督、DeNA・平良を攻めあぐねて今季9度目零敗に「対策を練って対策通りにいかなかった」
(セ・リーグ、DeNA3―0ヤクルト、14回戦、DeNA9勝5敗、4日、横浜)ヤクルトは7安打を放ったがホームが遠く、今季9度目の零封負け。再び単独最下位に沈んだ。先発のミゲル・ヤフーレ投手(26)は6回6安打2失点と粘りながらも7敗目(4勝)。4月29日の巨人戦(東京ドーム)で勝利を挙げてから8戦連続で勝ち星から遠ざかっている。打線は、DeNA先発・平良を攻めあぐねた。高津臣吾監督(55)の主なコメントは以下の通り。 【写真】二盗に成功するも、左肩を負傷しベンチに引き揚げる並木秀尊 ――先発のヤフーレは試合を作った 「うーん、でも、先に点を与えてしまうので、難しい展開になりますね」 ――二回は先頭の長打から失点した 「球が高かったんでしょうね」 ――ヤフーレの状態はどう見た 「前回もそうですけど、向こうも慣れてきているので、本人も日本の野球に慣れていることはいいことだと思いますけど、何か変化をつけないと、とは思いますけどね」 ――8戦連続勝利がない。リフレッシュさせる 「抹消します」 ――2軍で調整 「いや、違います」 ――打線は平良を攻めあぐねた 「ミーティング通りにはいかなかったですね。来る球はミーティング通りでしたけど」 ――走塁面では二回先頭の村上、四回先頭の西川がそれぞれ次の塁を狙おうとして二塁で走塁死。積極的な姿勢は 「いい走塁だったと思いますけどね。いいを守備されましたね」 ――二回1死から左前打で出塁したサンタナの盗塁死は作戦の中でのこと 「そうですね。(次打者の長岡に)エンドランで空振りされたらああなりますね」 ――打線は好機を作って攻められたらというところだった。攻撃全体を見て 「うーん。どうですかね。いいピッチングされたのは間違いないですけど、対策を練ってね、対策通りにはいかなかったというところだと思いますけど」 ――積極的な走塁は継続していってほしい 「当然ですね。そんなアウトになることを恐れていたら、次の塁にいけないので」 ――並木が左肩脱臼で出場選手登録を抹消された