「こんなに優勝できると思っていなかった」竹田麗央が花柄の振袖姿で登壇年間最優秀選手賞含む5冠【JLPGAアワード】
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰、JLPGAアワード2024が17日に都内で行われ、シーズンを戦い抜いた選手たちが華やかな衣装を身にまとい出席した。今季8勝を挙げた竹田麗央(21、ヤマエグループHD)が、年間最優秀選手賞、賞金ランキング1位、メディア賞「ベストコメント」部門など5冠に輝いた。 「ピンクが好きなので」とピンク色をあしらった花柄の振袖姿で登壇した竹田は「こんなに優勝できると思っていなかったのですごくびっくりしてますし、年間女王を獲ることができてすごく嬉しい」と授賞スピーチで喜びを語った。竹田はプロ3年目の今季、地元・熊本で行われた「KKTバンテリンレディス」を制し、ツアー初優勝を飾ると年間8勝を達成。獲得賞金は2億6573万16円に上り、ツアー史上最高額を記録した。 賞金の使い道について聞かれると「あまり物欲がないので貯金しています。来年から海外ツアーに行くので、その経費に充てたいなと思います」と、会場の笑いを誘った。来年、主戦場を米ツアーへと移す竹田は「環境とかが変わるので、早くその環境に慣れて、自分らしく毎週ベストを尽くして頑張ります」と、アメリカでの戦いに向け意気込んだ。 69.1478の平均ストローク最少記録を樹立した山下美夢有(23、加賀電子)は「リボンが可愛かったのでこの衣装を選びました」と、黒いワンピース姿で出席。竹田同様、来季は米ツアーが主戦場となる山下。アメリカで楽しみにしていることを聞かれると「ゴルフだけでなく違うスポーツを観に行きたい。それこそ、大谷選手のドジャースとか、一回行ってみたいなと思いました」と、今季3度目のMVPに輝いたドジャース・大谷翔平の生観戦を挙げた。 アメリカに必ず持っていく物は、という質問には「マットレス」と答え、「ベッドって本当に大事だなと思うので、自分の使っているマットレスを常に持ち歩いて、良い状態、良いパフォーマンスをしていくためにはマットレスかなと思いました」と、初参戦の米ツアーに向け余念のなさを伺わせた。