【お客に忘れられる】「間違った努力」で「残念な結果」を招かないために大切なこと
【楽天のプロ講師が教える“1年半無収入”からの大逆転ノウハウ】ネットショップを運営した経験はゼロ。なのに、なぜ急にネット通販をするようになったのか? 1日の終わりにワインを飲むのが好きで、その「好き」が高じて、無謀にも仕事をやめて、新たに「ワインを仕事にする!」と決めた。限りある人生、どうせなら「好きなことを仕事にしたい」というだけの理由だった。それが開業して3年後には年商3400万円、5年後には年商6500万円、いまは年商7億円超にまで成長! 開業資金ゼロ・在庫ナシでもOK、さらには週1回(もしくは月1回)パソコンを開くだけでも稼げる方法がある。限りなくゼロに近いリスクで、自分の「好き」を仕事にするノウハウを初公開&全公開した話題の書『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。 ● 不満はないけれど…… 何もしないと忘れられる 気に入ったショップがあって、何度かリピートして買ったけれど、そのうち忘れてほかのショップで買うようになった。あなた自身、そんな経験はありませんか? 特に不満があったわけでも、商品が気に入らなかったわけでもない。ただ、同じものを買おうと思ったとき、ほかのショップが目に入って、以前のショップのことは存在すら忘れてしまった。 これだけたくさんのショップがあると、頻繁に忘れられがちなのです。だからこそ、ネットショップにとって、一度購入してくれたお客さんに忘れられないようにすることは、とても大切です。 ● 購入サイクルを考える 私が運営するネット通販店『しあわせワイン倶楽部』を立ち上げるときは、「ワインが好きで、週に3~4回飲む人がいて、1週間で2.5本のワインを消費するとしたら、1ヵ月で10本になる」というワイン好きの自分自身の例から、お客さんの購買本数を予測して、最初の品ぞろえの目標を50種類にしました。 同じように、イメージでいいので、お客さんの購入サイクルを一度、考えてみてほしいのです。 顧客データがあれば、エクセルやCRM(Customer Relationship Management=顧客関係管理)分析ツールを使えば、購入サイクルが数字で明確に算出できます。 ● オススメのCRM分析ツール CRM分析ツールは無料のものもありますが、セキュリティに不安があることは否めません。 無料で選ぶなら「Fullfree」など実績のあるツールをオススメします。 「お試し機能」に限定してはいますが、「HubSpot」(限定機能が無料)、「LTV-Lab」(お試し期間無料)など、有料ソフトの無料版を試すのもありでしょう。 ● ツールを使わなくても 大まかなサイクルは予測できる もっとも、そこまで明確に割り出さなくても、大まかなサイクルは予想できるはずです。 たとえば、200mlの化粧水であれば、朝晩使ったら2ヵ月くらいでなくなるはず。ワインであれば、前述のように夫婦で週3~4回飲むのであれば、1ヵ月で10本は消費するはず。ファッショングッズなら、季節ごとに3ヵ月に1回、新しいものがほしくなる人が多いはずです。 こうして大まかに予測したサイクルに合わせて、一度購入してくれたお客さんに忘れられないように、商品を提案していくべきなのです。 POINT お客さんにショップの存在を忘れられないように商品提案をしていきましょう ※本稿は、『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
木之下嘉明