ヤクルトじゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(4)「1番・中堅」だったスラッガーだが
2年連続のリーグ優勝から一転、昨季はリーグ5位に沈んだ東京ヤクルトスワローズ。今季は巻き返しを図るシーズンとなり、若手選手の台頭が不可欠といえる。その一方で出場機会に恵まれない選手や、本来のポジションで起用されない選手も少なくない。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
濱田太貴
・投打:右投右打 ・身長/体重:177cm/81kg ・生年月日:2000年9月4日 ・経歴:明豊高 ・ドラフト:2018年ドラフト4位 昨季は初の開幕スタメンを勝ち取り、自己最多の103試合に出場した濱田太貴。しかし、今季は競争に敗れ、開幕はファームからのスタートとなった。 2018年ドラフト4位で東京ヤクルトスワローズに入団。高卒1年目から一軍の舞台を経験すると、翌2020年にはプロ初本塁打を記録した。 2021年は上半身のコンディション不良もあって一軍出場なし。それでも、翌2022年は73試合の出場で打率.206ながら、6本塁打を放つなど長打力を発揮した。 昨季は「1番・中堅」で開幕スタメンの座を奪取。同年は一軍を主戦場とし、103試合に出場して打率.234、5本塁打、22打点の成績を残した。 今季はさらなる飛躍が期待されたが、西川遥輝の加入や自身の打撃不振も相まって、開幕一軍入りを逃した。 現在はファームでも打撃で苦しんでおり、ここまで一軍昇格はなし。長打力は大きな魅力となるだけに、状態を上げていきたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部